2015年5月25日月曜日

Makers Road 〜 Lets深圳 〜 「出発!」

いざ深圳! 〜 初日 〜

さぁ、いざ中国は香港国際空港に降り立とうと勇んでおりましたが、出発の前日に忘年会が一件入っていました。
当初は軽く飲んで、「早めに空港近くのホテルにチェックインだなー」なんて考えておりましたが、まさかの2次会〜終電終了のお知らせが…
これですよ。このトラブルの足音がこの段階からたまりません…
とりあえずフラフラになりながらも、行けるところまでは行こうとバックをゴロゴロと足早にホームからホームへ飛び移ります。
珍しく事前リサーチも順調で、いつもの路線間違いとかは完全クリアしていました。
羽田空港近くの東横インを予約したのですが、既に最寄りの終電は終わっていまて、ちょっと離れたところからタクシーに乗るとGoodだそうで。
なんとかホテルに付きました@AM2:00
シャワーを浴びるも、電気を消して眠りについたら間違いなく寝過ごしコースでしたので、音楽をガンガンかけたまま、横になっていました。

羽田到着 〜 搭乗


2時間後、ホテルからのシャトルバスに乗ろうと酒も抜けない状態で飛び乗りましたが、なんか様子が変。みんな乗客が日本語じゃない。
まさかの中国人ツアー客のバス…出発前に怖かったので運転手さんに確認するも「空港行くんで大丈夫ですよ。」とのフォローをいただく…ぐぬぬ。
さて、ここからが一日目のやらかしたランキング一位のイベントです。
早めの空港到着と、国内線をいつも使ってた身だったので、国際線ロビーの豪華さに目を見張る。
店舗はまだ閉まっていたのですが、一通り散歩しながら探索を行う。
ここで、何故海外Wifiの受け取りを忘れていたのか…
過去にNY行きの便を登場遅れで止めてしまった過去があり、
酔いも覚めていないので、早めに搭乗手続きをしてしまおうと判断。
預け荷物も無く、機内持ち込みのみの荷物だったので、持ち込み禁止があったら嫌だったのです。
早めに出国手続きを終わらせ、店が全部閉まっている中搭乗口の前で睡眠の続きを取る。
まぶたを閉じる前に何かゲームをやろうとしたその時に、wifiの存在を思い出した。
一応iPhoneを現地で使いたかったのでローミングの内容はリサーチしてきた。
しかしながら一日約3000円とバカ高い金額だったのです。
そんなコストが嫌でwifiを準備したのだが、受け取りを忘れるという大失態から今回の旅はスタート。いや、飲み過ぎて終電逃したところから気付けなかった事が大失態だったと今では思う…
出国手続きをしてしまったらもちろんゲートは戻れない。
それどころか、登場時間が近づいており、物理的に無理な話に。
泣く泣くローミング用wifiをあきらめ、時間になったので搭乗手続きを行う。
おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ…なんたるスタートだと…
普通の状態であれば大した事の無いトラブルなのですが、
未開の地と言うプレッシャーと酔いのせいで相当なメンタルダメージを食らう。
…行ってきます(涙)

12/7 香港国際空港〜深圳市内

機内〜フェリー搭乗失敗



無事登場して空の旅に突入なのですが、予想通りマナーが凄い…
黒人さん大音量でヒップホップチェケラ、前の席の中国人、席にゴミまき散らしながら飲食。
まぁ想定内でした(汗)
それ以外は快適な空の旅で、気がついたら到着です。
ハローーーーーーーホング・コング(香港)ーーーーーーーーー!!(ヒロ・ナカムラ)
初めての土地はテンションあがりますね。
完全に舞い上がってます。
さて、ここからが本番。
まず最初のミッションは、ホテルのチェックイン。
とりあえず荷物も無いので換金ですかねー!
…って判断が、全ての間違いでした。
当初、香港国際空港〜深圳市内までは、フェリーで移動して地下鉄ってスンポーでした。
フェリーのチケットを買って、一気に市内だーと脳内ではルートが出来上がっていました。
まさかの。まさかの入国したらダメルート。
預け荷物を受け取るところからフェリーの乗り場に向かうようで、
一度香港に「入国」したら、極端な話「出国」手続きをしてフェリーに乗らなくては行けません…おぉぅ…

バス停探索クエスト

さて、ここから異国の地でリアル・ドラクエが始りました。
始ったはいいけど、
コマンド → はなす → 「返事が無い…ただのしかばねのようだ」
って状態。
そうですよ。英語が通じないんです。
何話しても指差して呪文を唱えられているようで、
さすがにテンパってきました…
そして、空港の案内所の笑顔が素敵なお兄様に声をかけていただき、
丁寧に「空港エクスプレス」の存在を教えていただき、九龍港までの道のりを教えていただきました。
しかしながら、目的は「フェリー」に乗りたいのではなく、深圳市内に行きたいのです。
これまた振り出しに…戻りませんでした。
なんと、空港マップを見ると「バス」の存在が記されているではありませんか!
これだと思い、バス乗り場へ向かう。
さて、日本出国前に発生した、海外ローミングwifi未受け取り問題。
やむなく1日2980円の海外ローミングに火を入れる。
重んも!ネットが重い!これはぁぁぁ…orz
仕方なくiPhoneで中国速度でのGoogleMapを広げ、空港から深圳市内の地図を確認。
日本とは国土の規模が違うので、距離感がいまいちわからない。
ふむ…深圳市内までは陸路だとそれなりにあるなぁ…

越境

さて、ここでひとつ見落としている事がある。
香港は、中国であって中国でない。香港なのです。
「何をいっているか(ry」って感じですが、そうゆう事なのです。
そう「越境」があります。
香港から中国に入る際、パスポートを出して、中国本土にはいる手続きが必要になるのです。
これがバックを受け取った後にゲートをくぐってはいけない理由なのです。
日本を出国、香港で入国をしないで、中国本土で入国手続き。
これが正しいフェリーの乗り方のロジックでした。

香港国際空港〜羅湖口岸

さてバスの路線探索クエストに戻ります。
この時点で上記の入国ルールがわかっていないので、
もちろん「深圳」という文字を探しに行きます。
…無いです。バスの停留先に深圳ないです。こりゃ困った。
だだっ広いバス停留所をうろつく事十数分、深圳の文字を見つける!

ん?何よ上水やら「〜岸」って?
この時点では既に脳内でパニックになっているので、「往復」の「往」の字も理解できない…
深圳に行くって書いてあるのに、それも理解できない&Google翻訳に手が伸びないこのテンパり様。
まぁ50分乗ったら近くまでいくんだべ?ってノリでバスに乗り込む。
チケット買う時に一悶着ありましたが、それはいいかなぁ(苦笑)
さて、バスに乗る事50分、まだかなまだかなーと思いながらゆられるも、気がついたら乗客みんな降りてる。はて?
なるほど、上水に付いたのですね。
ここから深圳に行きたいのだけど?と運転手さんに聞くも、また呪文が飛んでくる。
Googleマップを見る限りだと大分市内まで近くなっているので、
一息つきますかと言うところで、俺たちのマクドナルドを探す。

マックを見つけるも、ここでも呪文バトルが始まった。コーヒーが買えない…というか、買い方がわからない…
「何を言って(ry」だが、買い方わからないのですよ…マジで。
「ブラックカフィ〜」と言ってみるも通じない…
「カフィ〜カフィ〜」指差し連呼も無理。
ぐぬぬ…ぐぬぬ…
ちょっと思い当たる節として、
英語圏じゃないにしても「なまり」って必要なんじゃない?と。
外人さんが「ここはぁ〜しん↑じゅくぅ〜でしかぁ?」みたいな。
そこで思い出したのは、映画「2012」で出演してたロシアの大富豪。
かれのロシアなまりの英語が強烈に印象深かったので、そのイントネーションでチャレンジ。
買えた。マジかよ。
店員さんが「ブラック?」と聞き返してくれたのですよ。
おぉぉぉぉ。
ちょっとお腹も減ったので、チーズパニーニも頂きまして、
ようやく海を渡って一息です。
さて。ホテルチェックインクエスト再開です。電車に乗れば良いのかな?
おー!上水あるある!羅湖口岸もあるある!

バスで空港から上水、電車で羅湖口岸まで行けって表示だったのねー!
(しかしなんで川の手前で止まってるんだろ?そのまま市内の地下鉄に直結すればいいのに。)
この疑問が、後の緊急越境クエストの警鐘だったのです。
切符の買い方がわからずまごまごしましたが、
なんとか乗車。本数が少なくてえらいホームで待ちました。
すぐに羅湖口岸に到着し、ホームを後にする。

越境クエスト


そして問題の緊急クエスト発生。みんな並んでいて、なにかのゲートをくぐろうとしている。
「i want Ticket.」「where go to Ticket?」後者は完全に文法を間違っている(苦笑)
そんな町人から情報収集をするも、なんら成果は無し。
そこへ、人当たりの良さそうな女性警備員さん。
「Tourist?」と声をかけられ、オーバーヒアなジェスチャーをする。
とりあえず列へ並ぶも意味が分からない。これから何をするのか?
並びながらキョロキョロしていると、みんなパスポートを出している。
「そうか!香港出るのか!」ここで気付きました…あなた遅いよ。
よっしゃーーー!中国ははいったでーーーーー!
と喜ぶのも束の間、川を超えて入国が待っておりました。
ホントこうゆうのはめんどいですな。おまけに怖いし。
ひとまず緊急越境クエストは、約1時間でクリアしました…おふぅ。

地下鉄乗車クエスト 〜 ホテルチェックイン


やっとこ中国本土到着。さて一気に市内に向かうぞ!と意気込みましたが、ここで地下鉄乗車クエスト発生。
自販機にお金が入らず、窓口にいっても呪文が飛び交う。
なんじゃこりゃ?
あ、使える小銭が決まってるのかな?
と思いきや、指定されていると思われるコインが存在しない。
コーラ買ったおつりで買おうと思ったのですが、無いんですよ。
いよいよ困り果てたところに女神登場。
「あそこで換金するといいわ!」
(あ?換金?空港でしたんだけど?)
と、ちょっとまて。お前越境したんじゃないのかと。
なるほどなるほど。なるほどですねー。
HK$ と 中華元ってありますよねー。
もう心身ともにぐったりしていたので、
レートも確認せずに換金Do。
買えたー!買えたよー!
ここからはもう俺のターンですよ。
無事、燕南駅に到着。
長かったぁ…

ホテルについてチェックインするも、デポジット用のお金忘れて再び換金。ふぅ。

とりあえず初日は予定が何も無いので、近所を散策し、マーケットで小物を買い漁る。
こっちでも「麦当労(マクドナルド)」をチェック!
中国は「的士(タクシー)」などの当て字が面白い。

ひとまずは部屋のネット環境、現地の食文化を確認したところで、初日のクエスト終了!爆睡でございました。

Makers Road 〜 Lets深圳 〜 「出発準備」

はじめに

中国、深圳。
縁もゆかりもないこの地に、身銭を切ってなぜ一週間も滞在する必要があったか?(正確には5日。)
簡単に自己紹介をすると、
・ミュージシャンです
・ドラム叩いてます
・レコーディング、トラック制作してます
・Arduinoというマイコンチップ大好きです
・ハンダ付け大好きです
・アナログシーケンサーやエレドラのセンサー部を自分で作ってMIDI飛ばしたり
・ゲーム大好きです(特にモンハン)
・ゲームを作るのも大好きです
・Unity使える人です
・ミニ四駆大好きです
・etc〜
書き出したらこんな感じできりがないですが、こんなところです(笑)
音楽活動しながら色々やっていますが、基本海外へのアレルギーや抵抗はなく、むしろウエルカムな人です。
アクセサリーの仕入れの問屋周りで、タイのバンコク、韓国など飛び回っていた時期や、ニューヨークへ短期貧乏武者修行なんかもいっていました。
自分は基本的に「なにか」を作るのが好きで、それが音楽であっても、ゲームであっても、マイコンを使ったハードウェアでもなんでもです。
また、リアル接点のある方にはお馴染みですが、
長ったらしいフロントトークにもお付き合いいただけたらと思います。

何故行く事に?

事の発端は、2014年8月の第一回深圳ツアーでした。
TeamLab高須さんと行ってきたという、どなたかのブログを拝見しました。
自分は秋葉原が好きで、時間があればドンキホーテ下の300円のお弁当を食べに、お昼出没するレベルです。
そしてスーパーポテトで瓶コーラを飲んで、秋月を物色しています。
現在は「Arduino」というイタリア製のマイコンチップにお熱で、このパーツや、センサーパーツなどを買いにいったり、レトロゲームを買漁ったりしているのです。
そのArduinoですが、なぜドラマーの自分が触る事になったのか?
自分はドラマーです。ドラマーの道具としては、
  • スティック
  • ペダル
  • シンバル
  • 太鼓
  • シンセドラム
こんなところでしょうか。
これを見ただけで「最新鋭の機材」と言ったところは、シンセドラム(VDrum)が限界ではないでしょうか。
ドラムというジャンルでくくっただけで、テクノロジーと言った言葉が、これらを作る「工房 or 工場」に適用されるものになっている事に気づきました。
ギターであれば、良いシールド素材、効率化された回路のエフェクター、シンセサイザーであれば新しいインターフェイス、モバイルデバイスとの連携など、演奏に直接関わる部分での新しいものが生まれてきています。
そんな経緯から色々楽器を作ってみたり、センサーを試してみたりといった流れになりました。
最近では信号処理だったり、Max/Nspにお熱です。
2年ほど関東を留守にしていた時期があり、満を持して戻るも、色々調べたりしているうちに、秋月さんの在庫に物足りなさを感じたりしてきました。
秋葉原の町ってこんなもんじゃないだろ!?って中二的な事も思ってみたり。
そんな中、冒頭で述べた「ブログ記事」が目に留まったのです。
内心はまたとないチャンスと、ものすごく興奮していました。

準備

まずはこの「高須さん」とコンタクトを取らないといけないだろうと思い、ブログをつたってFaceBookでの連絡を試みました。
結果はあっさり取れた形で、渡航のためのコミュニティにも無事参加できました。
参加も決まり、旅券を取り、ホテルの準備をする事ができる状態になりましたが、
…とんでもない問題が発生。
パスポートの期限切れ。まさかの。
旅券を取る時のパスポート番号入力欄にパスポート番号入れるところでようやく気づく。
慌ててパスポートセンターに手続きをし、取得のための準備を始める。
今考えると、この後におこるバタバタ劇の幕開けだった事は、
このブログの執筆時に気付いたまた別のお話…
パスポートを取得し、旅券とホテルの部屋を取得!
旅券はギリギリになってしまったので、他の皆様よりちょっと割高に…
まぁ兎にも角にも準備は万端!

2015年5月13日水曜日

これはあかん…

全然ブログ更新しておりませんで、その期間約1年ときたもんです…
頑張って再開。(頑張らないと書けない人…)

2014年4月24日木曜日

Jenkinsでハマった

手順通りにやったのにー。

Unity用でそれなりにまとめているので、よかったらどぞー
https://github.com/dsgarage/JenkinsxUnity

そもそもパッケージでのインストールはなにかとゴニョゴニョややこしいらしいので、
warファイル置くやり方を好んで、あちらこちらのMacにぶっ込んでいます。

そして、2ヶ月ぶりくらいにインスコしようと試みた所、
手順通りにインスコ⇒プラグインインストール⇒爺様バージョンアップ指令⇒再起動
これで画面真っ白の巻。

何がいけないのか調べて回ると、

JenkinsとJavaのバージョンが合わない

これがネックだった。

ポートのなんちゃらとか、8080がよろしくないとかありましたが、
そんなややこしい事してなかったので、シンプルに考えました。

元のバージョンとか残せると良かったんだけど、
風邪ひいた状態でやってたのでぬけぬけだったでござる。

最終バージョンは
Jenkins ⇒ 1.56
JavaSE ⇒ 1.8
でFAでございます。

2013年6月14日金曜日

【web】buttons&knobs

Flying LotusやDaft Punkのライブ用機材を紹介している記事が。

英語のサイトだけど、貼ってある画像がユニークで、分かりやすい。











基本みんなAbltonLiveを使用しているようで、
Mac以外のコントローラーが何を使っているかで個性が分かれるのが面白い。

buttons&knobs

2013年6月12日水曜日

【cakePHP】bakeを使う


ひょんな事からcakePHPを使う事に。

いつも起動やセッティングにえらい時間がかかるので、
とりあえずbakeが使えるようになるまでをメモ。

OS:centOS6.2

cakePHPのコンソールを起動
php cake.php -app /var/www/html/cake/app/Console

bakeを起動
php cake.php bake

あとはググって何とかなるレベル。

2013年6月9日日曜日

IK Multimedia 「Miroslav Philharmonik ver1.0」 OSX10.8インストール

まずはメモメモ。

2008年にMiroslav Philharmonikをパックで購入。
本体のソフトウェアはサイトからDLし、無事最新版を使用できているのですが、
ライブラリ(Instruments)のインストーラーが、PowerPCのソフトウェアとして認識されてしまいインストールができなかった…

試行錯誤しているうちに、ライブラリのフォルダを丸ごとコピーして、
ソフトウェアから紐付ける方法を見つけた。

1.ファインダーの移動メニューから、Altを押してライブラリを表示
2.Application Supportのフォルダ内に、IK Multimediaフォルダを作成し、DVDのライブラリフォルダをそのままドラッグ。

3.ファインダーのサイドバーに、IK Multimediaフォルダのショートカットを作成
4.DVD2枚分のコピーが完了したら、アプリケーションのブラウザ右下の「PREF」をクリック、小窓が出る
5.GRNERALのROOTをクリックし、表示されたファインダーのサイドバーからIK Multimediaのフォルダを開くとInstrumentsの内容がブラウザ内に表示される